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■内容
回転種目でのターン前半での内足荷重の実際の画像を入手しました。
今のところSLの種目では練習でも、レースでも結果的にタイムアップに繋がっています。
■内足荷重
外足インエッジから次のターンの外足インエッジへの荷重移動は、谷回りで重力の有効利用が難しく必然的に遠心力に頼ることになるので、特に緩斜面で振り幅の大きなSLのセットなどでは効率的なターンに結びつかないと感覚的に感じています。これを解消するために次のターンの谷周りで内足荷重を意識することで、重力を有効に利用できかつポジション的に余裕ができるので、タイムアップに繋がることが個人的にはタイム計測でわかってきました。
■SL
以下は溝の深いSLコースの練習時の映像です。
拡大画像はフォトアルバムのページに掲載しています。
■考察
3コマ目がポジション的にはニュートラルで4コマ目で完全に内足荷重です。
映像からは内足荷重よりも、高いポジションから早いタイミングでターンを開始できるメリットが見て取れます。
ターン前半は明らかにストレート内傾です。
6コマ目あたりから膝の内傾/角付け、くの字姿勢がさらに強調されれば理想に近いと思われます。
■結果
セットにもよりますがSLだと-5%程のタイム短縮の効果が出ています。
個人的に最大のメリットは体力と脚力の負担が軽減される点です。感覚的には従来の半分です。
遠心力の少ない緩斜面低速ターンでもターンの開始位置を高くして効率的にすべる効果が期待できます。