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■目的
 Webサーバー(Linux)のHDDイメージのバックアップをテストします。
 使用するのはTeraByte社のImage for Linux Trial版です。

■目的
 WebサーバーHDDのMBRの不具合で再インストール/再セットアップを余儀なくされ修復に2日程費やしました。
 イメージバックアップができていれば約15分程度で修復が可能になります。
 テストで使用したバックアップ対象Webサーバーの動作環境です。
項目 内容 備考
PC
Thinkpad X60

OS Fedora16 /64bit
File System LVM /EXT4
Drive
Vertex /SSD /30GB /SATA2

CMS Movable Type 5
■Image for Linux
 使用実績のあるParagon HDMはWindowsベースになりExt4をサポートしません。
 HDMのかわりにLinuxベースのイメージバックアップソフトウェアImage for Linux GUIバージョン2.78をテストします。
項目 内容 備考
動作OS
Linux

対象OS Linux /DOS /Windows
対象 File System FAT /FAT32 /EXT2 /3 /4 /NTFS USB3 /RAIDを含む
DRIVE
Writable CD /DVD /BD

 Image for Linuxのサイトはこちら

■Boot DVD
 Image for Linuxを使うにはダウンロードファイルからブートDVDを作成します。
 ブートDVDを作成するにはダウンロードファイルに含まれるmakedisk.exeを実行し画面のガイダンスに従います。
 今回の指定事項は以下です。
 Select the product to build: Default Setting
 Select Target: Pioneer BD RW xxxx
 CD Speed: Optimal
ifl001
ifl002
■バックアップ
 ブートDVDから起動します。
 今回のバックアップ先はUSB接続HDDで、バックアップの指定事項は以下です。
 Select Operation: Backup
 Select the type of Backup: Full Backup
 Select drive interface: Linux
 Select Item to backup: バックアップ対象Drive/Partion選択
 Select : Single File Set
 Select File Acces Method: File(Direct)
 Enter a filename for the backup: xxx-xxxx-xxx
ifl003
ifl004
■リストア
 試験的にもとのHDDではなく別のHDDにリストアします。
 バックアップ先はUSB/HDDからのリストアです。
 今回の指定事項は以下です。
 Select Operation: Restore
 Select: Automatic
 Select File Acces Method: File(Direct)
 Select drive interface: Linux
 Select File Drive: xxx-xxxx-xxx(バックアップファイル名)

■結果
 Image for LinuxのGUI Trial版でイメージバックアップ/リストアを実行確認しました。
 特に問題になるような部分もありません。
 操作そのものはPragon HARD DISK MANAGERと類似です。
 なお処理終了後のシャットダウンメニューはなくshutdown -h nowのようにコマンドで実行です。

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