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■目的
 Windows 7のネットワークをホームグループにするか社内ネットワークにするか迷います。
 ホームグループとは何かを見てみました。

■Windowsネットワーク
 従来のWindows PCで構成されるネットワークの主要なキーワードを並べると以下になります。
 ・ワークグループ/ドメイン
 ・マイクロソフトファイル/プリンタ共有
 ・コンピュータ名(UNC)
 ・ユーザID/パスワード/ログイン
 
■ホームグループ
 Win7から導入されたネットワークの定義ですが、Microsoftのサイトによれば以下です。

ホームグループを使って2台以上のWin7を起動している PC を接続すると、音楽、画像、ビデオ、ドキュメントのライブラリを、家族で自動的に共有す ることができます。
プライバシーについて懸念されていますか?私たちも同じ思いです。そのため、ホームグループはパスワード保護を行い、各ユーザーが管理できるようになって います。何を共有し、何をプライベートにするのかはご自分で選択できます。また、ファイルを「読み取り専用」に設定し、他の人たちはあなたのデータを見る だけ (編集することはできない) にすることもできます。
どのバージョンのWin7 でもホームグループに参加できますが、ホームグループの作成ができるのは Home Premium、Professional、および Ultimate のみです。

■ホームグループでのネットワーク共有
 従来のネットワーク共有とホームグループの違いを見ます。
 [ホームグループのネットワーク表示サンプル]..Win7
 
 *X60がホームグループに参加のPCです。

 [ホームグループのネットワーク表示サンプル]..WinXP
 
 *X60がホームグループに参加のPCです。

 結果的に以下になります。
 ・WinXPのPCからホームグループに参加のPCを見ると、従来ネットワークとの差異は見えません。
 ・ホームグループはネットワークの1つのグループとして見え、家庭内ネットワーク共有を簡単設定できます。
 ・ワークグループ/ドメイン、PC個別のID/パスワード/ログインを意識することなくネットワーク共有が可能です。
   -> リモート側には共通ユーザグループHomeUsersで起動時ログインしていると思われます..推定
 

■ホームグループの構築
  ホームグループの設定例はこちらを参照ください
  ホームグループの推奨リンクはこちらです

■結果
 ホームグループはネットワークの1グループで、家庭内ネットワーク構築を容易にします。
 ネットワークの設定に慣れているなら社内ネットワークを指定すれば従来通りです。
 容易に家庭内ネットワークを構築するならホームグループを作成してPCを参加させます。
 リモートからホームグループを見ても従来ネットワーク(ワークグループ)との差はありません。
 結果的には従来通り社内ネットワーク指定でホームネットワークを構成して運用中です。
  ->ホームグループは便利だが、中身が見えなくなる不安感あり。

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