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■目的
 HDDの2倍近い性能速度(200MB/S)のSSDが発売され、普及が本格化しているようです。
 果たして今購入してメリットがあるのか?今回はSSDの概要を見てみました。

■SSD(Solid State Drive)
 HDD接続インタフェース(IDE/SATA)を持つフラッシュメモリでサイズは2.5"/3.5"がメインで容量は30-250GB程度。
 Wikiを参照するとHDDとの比較で概要は以下になりました。
(1)概要
項目 SSD HDD
メモリ媒体 フラッシュメモリ 磁気ディスク
特長 機械的可動部分がない
ランダムアクセスRead性能が高い
低騒音/低消費電力
耐衝撃性大
機械的可動部分あり
ランダムアクセスRead性能が低い(シークタイム)
耐衝撃性小(ヘッドクラッシュ)
短所 書込耐性(回数)小 -> ウェアレベリング /キャッシュ
メモリチップ書込速度小 -> 並列動作
ビット単価大
(2)SSDタイプ
 SLCとMLCのタイプが存在しますが、一般的にはMLCが普及すると予測されます。
タイプ SLC (Single Level Cell) MLC (Multi Level Cell)
記録方式 1つの素子に1ビットのデータを記録 1つの素子に2ビットのデータを記録
特長 書込速度大 /低消費電力 /書込耐性(回数)大 低価格 /大容量
(3)SSDの用途
 書込耐性の問題に対応するため一般には書込み回数の少ないデータの格納に使用します。
項目 適合する用途 備考
書込頻度 書込頻度の少ない用途 OS 領域用なら Swap回避 /Deflag回避か?
更新回数の多いデータベースなどには不向き
ランダムアクセス 小さなサイズのファイル 大容量ファイルの編集には不向き
(4)プチフリーズ
 以下の問題が一般的に知られています。
 現象:JMicron製コントローラーチップ「JMF602」使用の製品で、読み書きが混在集中したとき一時的にフリーズ。
 原因:未定
 対策:未定

■転送速度
 単体SSDとRAID0構成のHDDの転送速度の例です。
 確かにHDDのRAID構成より高速です。
■書込速度改善
(1)書換アルゴリズム
 書換えの場合、8KB単位の書換対象ページのあるブロック512KBの退避/消去/書換が行われます。
 一般にSSDでは小さなサイズのファイルの書込み速度が低下します。
 最小書込単位:ページ8KB
 最小消去/書換単位:ブロック512KB
 

(2)ExtremeFFS..SanDisk
 SanDiskの提唱するSSDコントローラの新しいアルゴリズムです。
 ブロック書換に代えて空きエリアにページ単位で更新データを書込みポインタ変更で速度低下を防止します。
 使用済みページの多いブロックはアイドル時にリフレッシュします。
 
■結果
 OCZ Vertex 30GBモデル2個を発注しました。
 RAID0構成でシステムドライブに使用予定です。
 SSD/RAID0だとHDD/RAID0の2-3倍の高速転送を期待できそう。
 ビット単価の安いHDD/RAID0はデータ用に使います。
 SSDでは書込耐性(回数)向上のため書込回数低減の工夫が必要です。
 現状ではモデル間の性能差やプチフリがあり事前の調査は必須です。

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