FedoraCore5とWin比較
■目的
FedoraCpre5とWindowsとの使い勝手を比較します。
■FC5
FedoraCore5は2005/03/20にリリースされた最新Verで、特徴は以下です。
リリーリスノートはこちら(英文)
●GUIパッケージ管理(インストールがGUIベースに)
●日本語入力が格段に向上
kernel: 2.6.16
Apache2.2
Samba3.0.21b-2
MySQL5.0/PostgreSQL8.1
Gnome2.14
OpenOffice.org2.0
FireFox:1.5
■FC5とWinのAPP比較
Winとfc5をアプリケーションで比較してみた結果です。
*1 市販ソフトウェア
■使い勝手の例
●GNOME
デスクトップ画面は基本的にWindowsと同じ感覚で使用できます。アイコンにしても同じ使い勝手です。
さらにfc5では4枚までのWindowを切り替えて使用できます

●ファイルブラウザ
以下は詳細表示の際のファイルブラウザです。Winのエクスプローラ同様ファイルのダブルクリックで関連付けされたAPPが起動しま す。
●ネットワークファイル共有
Samba ClientによりWinファイルサーバへの接続が可能です。
以下は接続設定のGUI画面です。

●スクリーンショット
PrintScrenと同じ機能で画面のコピーを取れます。

●OpenOffice
Ms Officeに相当するのがOpenOfficeで、Ms Officeと基本的に互換性があります。以下はMs Excelで作成したファイルをOpenOfficeのSpreadSheetで開いたもので修正はもちろん、保存はExcel形式でも可能です。この例 では互換性の問題は見られませんでした。

●pdf文書の作成
文書をPdf Document Printerでエクスポートするとpdfが作成できます。以下はその指定GUI画面です。
実際作成した文書は
こちらです。

●GIMP
Adobe Photoshop相当のフォト編集ソフトです。

●Firefox
Webブラウザで、タブ表示が使用可能です。個人的にはWinでも常用しています。

■結果 ●アプリケーション
WindowsでサポートのAPPはfc5でもほとんどサポートされています。またOfficeや画像処理、pdf作成に関しては Windowsだと市販ソフトの追加購入が必要なのですがfc5ならオープンソースを使用可能です。Officeに関してはほぼ互換 性があり、さらにpdfで文書変換すれば互換性の問題は完全に解消します。
●使い勝手
具体的なアプリケーションの例で示すようにアプリケーションレベルではユーザインタフェースはGUIであり、旧来の Linux=textファイルでの設定のイメージは完全に払拭されています。またWinとのファイル共有も特にマニュアルを読まなく てもWinと同じ感覚で設定できました。
●その他
何もしなくても日本語入力に関しては問題ないようです。Winと同様に「半角、全角」キーを押すだけで日本語のローマ字入力が可能に なりました。

●結果として
高価なOfficeやAdobeのソフトを購入する代わりにサブのPCではfc5を入れて使い始めた段階です。今のところ「これは意 外といける」の感触です。
FedoraCpre5とWindowsとの使い勝手を比較します。
■FC5
FedoraCore5は2005/03/20にリリースされた最新Verで、特徴は以下です。

●GUIパッケージ管理(インストールがGUIベースに)
●日本語入力が格段に向上

Apache2.2
Samba3.0.21b-2
MySQL5.0/PostgreSQL8.1
Gnome2.14
OpenOffice.org2.0
FireFox:1.5
■FC5とWinのAPP比較
Winとfc5をアプリケーションで比較してみた結果です。
アプリケーション | Fedora Core 5 | Windows |
ファイルブラウザ | ファイルブラウザ | エクスプローラ |
Web ブラウザ | Firefox | Internet Explorer |
電子メール | Evolutiuon /Thunder-bird | Outlook /Outlook Express |
メモ帳 | GNOME Text Editor | Note Pad |
電卓 | 関数電卓 | 電卓 |
コマンド | GNOME Terminal | コマンドプロンプト |
アドレス | Evolutiuon /Thunder-bird | アドレス帳 |
メッセンジャ | Gaim | Ms Messenger |
CD Player | Helix Player | Win Media Player |
動画編集 | Totem Movie Player | Win Movie Maker |
App追加& 削除 | Pirut /Pup | コントロールパネル |
IP 電話&会議 | Ekiga | - |
プロジェクト管理 | Planner | - |
Office (Word /Excel /Power point) | Open Office | Ms Office *1 |
Data Base | MySQL /Postgre SQL | Ms Access *1 |
画像処理 | GIMP | Adobe Photshop *1 |
pdf作成 | Pdf Document Printer | Adobe Acrobat *1 |
ネットワークファイル共有 | Samba /Samba client | Win共有/クライアント |
Webサーバ | Apache | IIS (Server のみ) |
■使い勝手の例
●GNOME
デスクトップ画面は基本的にWindowsと同じ感覚で使用できます。アイコンにしても同じ使い勝手です。
さらにfc5では4枚までのWindowを切り替えて使用できます

●ファイルブラウザ
以下は詳細表示の際のファイルブラウザです。Winのエクスプローラ同様ファイルのダブルクリックで関連付けされたAPPが起動しま す。

●ネットワークファイル共有
Samba ClientによりWinファイルサーバへの接続が可能です。
以下は接続設定のGUI画面です。

●スクリーンショット
PrintScrenと同じ機能で画面のコピーを取れます。

●OpenOffice
Ms Officeに相当するのがOpenOfficeで、Ms Officeと基本的に互換性があります。以下はMs Excelで作成したファイルをOpenOfficeのSpreadSheetで開いたもので修正はもちろん、保存はExcel形式でも可能です。この例 では互換性の問題は見られませんでした。

●pdf文書の作成
文書をPdf Document Printerでエクスポートするとpdfが作成できます。以下はその指定GUI画面です。
実際作成した文書は


●GIMP
Adobe Photoshop相当のフォト編集ソフトです。

●Firefox
Webブラウザで、タブ表示が使用可能です。個人的にはWinでも常用しています。

■結果 ●アプリケーション
WindowsでサポートのAPPはfc5でもほとんどサポートされています。またOfficeや画像処理、pdf作成に関しては Windowsだと市販ソフトの追加購入が必要なのですがfc5ならオープンソースを使用可能です。Officeに関してはほぼ互換 性があり、さらにpdfで文書変換すれば互換性の問題は完全に解消します。
●使い勝手
具体的なアプリケーションの例で示すようにアプリケーションレベルではユーザインタフェースはGUIであり、旧来の Linux=textファイルでの設定のイメージは完全に払拭されています。またWinとのファイル共有も特にマニュアルを読まなく てもWinと同じ感覚で設定できました。
●その他
何もしなくても日本語入力に関しては問題ないようです。Winと同様に「半角、全角」キーを押すだけで日本語のローマ字入力が可能に なりました。

●結果として
高価なOfficeやAdobeのソフトを購入する代わりにサブのPCではfc5を入れて使い始めた段階です。今のところ「これは意 外といける」の感触です。