X24/HDDの交換
■目的
ThinkPad X24のHDD空き容量が1GBを切ってしまいました。
今回60GBが28k\で入手できたので交換の報告です。
■X24
ThinkPad X24のHDD容量は30GBで2002夏モデルのノートPCとしては大容量です。
■HDD
HDDの仕様です。
■HDDの構成
ThinkPad X24はリカバリCDの代用で隠しパーティション(IBM_Service)を使用しています。
またオリジナルのX24のパーティションはCドライブのみですが、システム側の障害がデータまで波及することを防止しかつデータバックアップを容易にする 目的 で、購入後Dドライブを分割作成しデータ用パーティションとして使用しています。Dドライブ側には、IEのキャッシュ、ログファイル、メールボックス、 DIVX変換用一時ファイル、My DocumenntなどもCドライブから移行してあります。
隠しパーティション(IBM_Service)はエクスプローラから見えませんが[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]-
[ディス クの管理]で確認できます。
■移行ツール
以下を準備します。
・2.5"HDDケース 恵安 UG-2502SI USB1.1
・PowerQuest Drive Image
■移行手順
転送速度が遅い旧HDDから新HDDへの転送データ量が最小になる方法を選びます。
■結果
今回はパーティション単位でのバックアップ、リカバリ、コピで対応したことで、使用中の環境を短時間で新HDDに移行することができました。
結果的にはDドライブの空き容量は、HDDの容量アップ分だけ増えて30GBです。これでやっとTV番組10数時間ほどの映像が 入る余裕が確保できた勘定になります。
作業していて、リカバリCDもOSのCD
なくなって、密かにHDDに入ってしまっていたりと、最近のPCがさらに進化しているのにあらためて気づきました。
もっとも初期状態へのリカバリしかサポートされていないのは今までと同じですが...。
USB1.1にHDDを接続しての作業は、Cドライブのバックアップだけでも3Hrと長時間を必要とします。USB2.0の環境なら10分前後で済むはず なの でこれからは可能な限りUSB2.0の環境を検討すべきでしょう。ちなみに今回のCドライブのリカバリはHDD間での転送なので10分以内(バックアップ の 1/20以下)で終了しました。
■その他
注意点などです。
ThinkPad X24のHDD空き容量が1GBを切ってしまいました。
今回60GBが28k\で入手できたので交換の報告です。
■X24
ThinkPad X24のHDD容量は30GBで2002夏モデルのノートPCとしては大容量です。
項目 | 仕様 | 備考 |
OS | Windows XP Pro | |
CPU | Intel Pentium Ⅲ 1.13 GHz-M | |
Memory | 128 | +256MB (増設) |
HDD | IBM Travel star 30GB | |
リカバリCD | HDDに内蔵 |
HDDの仕様です。
機種 | IMB Travelstar IC25N030 ATCS04-0 |
日立 DK23EA-60 |
サイズ | 2.5" | 2.5" |
容量 | 30GB | 60GB |
回転数 | 4200rpm | 4200rpm |
キャッシュ | 2MB | 2MB |
ThinkPad X24はリカバリCDの代用で隠しパーティション(IBM_Service)を使用しています。
またオリジナルのX24のパーティションはCドライブのみですが、システム側の障害がデータまで波及することを防止しかつデータバックアップを容易にする 目的 で、購入後Dドライブを分割作成しデータ用パーティションとして使用しています。Dドライブ側には、IEのキャッシュ、ログファイル、メールボックス、 DIVX変換用一時ファイル、My DocumenntなどもCドライブから移行してあります。
■移行ツール
以下を準備します。
・2.5"HDDケース 恵安 UG-2502SI USB1.1
・PowerQuest Drive Image
■移行手順
転送速度が遅い旧HDDから新HDDへの転送データ量が最小になる方法を選びます。
バックアップ |
DriveImageでCドライブをDドライブにバックアップしておきます。 バックアップは必ずDOS環境で行います。 (DriveImage2002からは自動的にDOSに移行して実行してくれます) 30GB ![]() |
ドライブコピ |
DriveImageでDドライブと隠しパーティション(IBM_Service)を新しいHDDにコピ します。コピはWindows環境でもOKです。 ![]() |
HDD交換 |
60GBのHDDに組み替えます。![]() |
リカバリ |
DriveImageでDドライブ中のバックアップファイルからCドライブをリカバリします。システムのリカバリはDOS環境で行い
ま す。 60GB ![]() |
今回はパーティション単位でのバックアップ、リカバリ、コピで対応したことで、使用中の環境を短時間で新HDDに移行することができました。
結果的にはDドライブの空き容量は、HDDの容量アップ分だけ増えて30GBです。これでやっとTV番組10数時間ほどの映像が 入る余裕が確保できた勘定になります。

USB1.1にHDDを接続しての作業は、Cドライブのバックアップだけでも3Hrと長時間を必要とします。USB2.0の環境なら10分前後で済むはず なの でこれからは可能な限りUSB2.0の環境を検討すべきでしょう。ちなみに今回のCドライブのリカバリはHDD間での転送なので10分以内(バックアップ の 1/20以下)で終了しました。
■その他
注意点などです。
リカバリ補修ディスクの作成 |
ThinkPadの電源オン直後に「To start the IBM Product Recovery Program
,Press
F11」の表示がされなくなる場合があります。これは、隠しパーティション(IBM_Service)へのリンクが取れなくなったとき出るようですが、事
前に作成したリカバリ補修ディスクでリンクを再度確立できます。...実際起きてしまいました。 「使用上の注意と問題判別」のマニュアルに従ってリカバリ補修ディスクをあらかじめ作成しておくことがを忘れてはいけません。 |
ウィールスチェック機能の停止 |
BIOSや市販ウィールスチェックソフトが動作中はマスターブートレコード(HDDの先頭のセクタ)への書き込みを禁止している可能
性があります。これによりマスターブートレコードのリカバリが行われないと、電源ON直後にPCがフリーズ状態になります。...実際なって
しまいました。WinXPではfdisk /mbr コマンドでもリカバリできませんでした。 ウィールスチェック機能は停止して作業する必要があります。 |
IBMプロダクト リカバリ |
ThinkPadの電源オン直後の「To start the IBM Product Recovery Program
,Press
F11」でCドライブのリカバリを試みました。出荷時の初期状態まではノンストップで実行されます。時間にして1時間半程度です。 |